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太陽が沈んでも月が翳っても 貴方が私を照らす光源
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一冊の本の頁を丁寧にめくってゆくように君を知りたい
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 さくらさくらさくら咲き初め咲き終わりなにもなかったような公園

                                  俵万智

 この歌は、春が来るたび思い出す歌です。
 あの満開の桜がまるで夢だったかのように、緑の公園は
 もう初夏の訪れを待っているみたい。

 夏の終わり、秋の終わり、冬の終わり。

 夏の終わりはちょっと寂しくて、秋の終わりは静かな気持ちになって、
 冬の終わりはちょっとだけ明るい感じがする。
 短歌をつくる時にも使いたい言葉だな、って思います。

 ふと思ったのは、「春の終わり」ってあんまり言わないし聞いたこと
 ない。どうしてだろう。春はただやってくるだけで、終わりがないのかも
 知れないな、って思いました。
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今日、会社からの帰り道、昨日自分が思ったことについて考えながら
電車に乗って、歩いて、そして、気がついたことがありました。

両親には十分すぎるくらいの教育を受けさせてもらって、自分の入りたいと
思った会社に入り、そこでも自分が望めば自分の持っている能力以上
の仕事でも任せてもらえて、自分の勉強してきたことを多少なりとも
生かせていて、人間関係にも恵まれている。それなのに、一体私は何が
不満なんだろう。私のいるべきところは此処じゃない、って言えるほど、
今の自分がすべきこと、わかってる?此処がどんな場所で、私は此処で
何をすべきなのか分かろうともしていないんじゃない?って思いました。
仕事に役立つ新しい知識を得るための努力や、現状を変えていこうとする
努力もしていないのに、此処じゃない何処かを探して夢みてるばかりなんて、
何してるんだろうって、、、。このまま今の仕事を辞めてしまえば、新しい
場所に行っても、また次の何処かを探すことになる気がします。
今の仕事自体は、間接的にだけど病気の人の役に立つ仕事です。
だから、やりがいも責任も感じているんじゃないの?って自分に
言いたいです。

みなさんに私の短歌に共感してもらえて、もやもやしてるのは私だけじゃないんだ
、、、と思えたことと、今日、ある物事をどうしても進めるために、逃げ腰の上司を
つかまえて、そのまた上の役員の人にお願いというか交渉してもらえるよう何とか
仕向ける事ができて、不思議と充実感を得られたことが、気持ちの変化に
導いてくれたんだと思います。「同じ」って言ってもらえて、勇気づけられたし、
今も此処じゃない何処かに行きたい、って思ってしまうけど、少し前向きになれました。
ありがとうございます。

上司がとかげみたいに逃げちゃうなら、今日みたいに逃げないように先回り
して、しっぽじゃなくて頭をつかんでおけばいいんですよね。それに、
私の到底及ばない知識のある上司だし、そこは勉強させてもらって、それ
以外の「面倒な事やややこしい事は逃げる」っていうところだけ、うまく操縦する
ようなつもりで、逃がさないようにすればいいんだって思いました。
今はまだまだ頼られる存在ではないけれど、もっと新しい事も提案していったり、
知識も増やしていって、いざという時頼りになる存在になれたらいいなと思います。
それまでは、この場所で頑張ってみます。
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 此処じゃない何処かにいつも行きたくて何者にもなりきれない私
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 黒髪と焦げ茶の瞳は母譲り 自然のままに生きてゆきたい
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 一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております
 
 この歌は、山崎方代(ほうだい)という人の歌です。
 ちいさくて赤い南天の実と、本当の恋。もしかしたら、相手に
 打ち明けることもできず終わってしまった恋かもしれないけど、
 その大切な本当の気持ちは南天の実が知っている。
 淡い恋と南天の実の赤い色が重なって、切ない気持ちになります。
 しかも、方代さんはどちらかと言えばいかつい顔をしているので、
 その人がこんなかわいらしい歌を詠んだと思うと、余計愛しくなります。
 
 歌のリズムも、現代の広告のキャッチコピーみたいでかっこいい。
 方代さんの歌で他にも好きなものはいろいろあります。たとえば...


 おもいきり転んでみたいというような遂のねがいが叶えられたり
 
 わからなくなれば夜霧に垂れさがる黒きのれんを分けて出でゆく
 
 がっしりと丈低くして首がない与える首は要らないからだ


 ユーモラスだけど、鋭い視点です。昭和60年に70歳で亡くなられて
 いますが、出身が私と同じなんです。そんなところにも、親しみを感じる
 のかも知れないな。
 

 
 

 
 
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もしも手に入れてもきっと使わない 心の距離を測るスケール 
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ひっそりと咲いて散りゆく山桜 春の記憶を胸に抱いて
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 ねじれてる 他人の言葉につまずいて 転んでできた 傷がいっぱい

 
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