東京ステーションギャラリー 『遺された絵画展』


今日、東京ステーションギャラリーに『遺された絵画展』を観にいきました。
画家になることを夢見ていた画学生が出征前に遺した絵の展覧会です。

展示室に入った瞬間、もう普通の展覧会とは違う雰囲気を感じました。
何より、この絵を描いた人達はすべて戦死した若者である、という事実が
まず胸に迫ってきました。年齢は大体21歳から30歳がほとんどです。
なかには、出征の直前まで絵筆を握って「あと10分、あと5分」といって
絵を描きつづけた画学生もいたそうです。
絵を描く事が何よりも好きで、ずっと絵を描いて暮らしていたいと願っていた
若者たちが、戦地に送り込まれ殺し合いをさせられなければならなかった
あの時代。理不尽さや無念さを胸に亡くなった若者たちの死を無駄にしては
いけない、と思いました。

今でも世界のあちこちでは、内戦が続いている国がありますね。
子供が銃を握らされて少年兵として戦力にさせられている国もあります。
子供達が子供らしく生きられない国や地域がまだこの地球にある、と思うと
やりきれません。何かできることを探していきたいです。

本当は、夜恵比寿で友達と会う約束があったので、この展覧会のあと
東京写真美術館に行こうと思っていました。でも、この展覧会をみて感じたこと
をゆっくり考えたかったので、今日は美術館のはしごは結局やめておきました。

長野に『無言館』という戦没画学生慰霊美術館があるそうです。今回展示されて
いた絵も含めて、600点以上の作品が展示・収蔵されているそうです。
いつか、訪れてみたいと思いました。
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